? カーボン(炭素)は、人類が永らく付き合ってきた身近な元素です。最も固いダイヤモンドから
鉛筆で擦って文字を描く柔らかい黒鉛まで、カーボンと言っても様々な性質・形状を選んで使用で
きます。近年ナノテクの先導役としてカーボンナノチューブ等が注目され、21世紀はカーボンの
世紀とまで言われます。今回のセミナーでは、このカーボンを分かりやすく紹介し、性状の見分け
る(観る、測る)方法から、新しいカーボンを創成する(作る)研究方法を紹介します。その主な
装置・設備は文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム事業の共用装置となっており、企業・
大学・研究機関のどなたでも利用いただけます。もの作りから評価までを支援いたします。
日時:2016年1月8日(金) 13:00?17:30
場所:科学技術振興機構 東京本部別館 1階ホール
参加費:無料
定員:150名
プログラム
『カーボン材料に特化したTEMの基礎・応用例』
(日本電子 株式会社)
『ラマン分光、ラマン顕微鏡の基礎と原理、カーボン材観察への応用」
(Zhipeng Wang、森本 信吾・信州大学)
『カーボン材料の総括?21世紀を支えるキーマテリアル?』
(橋本 佳男・信州大学)
『新しいナノチューブ、グラフェンとTEM原子像解析』
(林 卓哉・信州大学)
『ナノカーボン材料を創る・測る・実用化する ?TEMによる合成の動的観察から実用化まで?』
(種村 眞幸・名古屋工業大学)
コーヒーブレイクと質問タイムを設けています。
参加申し込み: WEBフォームよりお申込み下さい。
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お問い合わせ先: 分子科学研究所 分子・物質合成プラットフォーム(井上)
TEL:0564-55-7431 Email:nanoplat@ims.ac.jp
主催:
分子・物質合成プラットフォーム(信州大学・名古屋工業大学・分子科学研究所)
協賛:
文部科学省 ナノテクノロジープラットフォーム