利用報告書

オニウム塩とエポキシ樹脂との反応形態の解明
横山 司
名古屋ファインケミカル株式会社

課題番号                  :S-18-NU-0027

利用形態                :技術相談

利用課題名(日本語)    :オニウム塩とエポキシ樹脂との反応形態の解明

Program Title (English)    :Studies on Reaction Mechanism between Onium Salts and Epoxy Resins

利用者名(日本語)         :横山 司

Username (English)       :T. Yokoyama

所属名(日本語)          :名古屋ファインケミカル株式会社

Affiliation (English)        :Nagoya Fine Chemical Co., Ltd.

 

 

1.概要(Summary

電子材料用フィルムを接着するエポキシ樹脂は高温での硬化反応が必要であり、ポリイミド等の耐熱性フィルムが幅広く使用されてきたが、低温で硬化でき、柔軟性も兼ね備えたエポキシ接着剤があれば、省エネ、生産性向上だけでなく、汎用性フィルムを使用も可能となる。名古屋ファインケミカル株式会社では、本課題に対してエポキシ樹脂とオニウム塩を適切に組み合わせた系において、従来にない低温で硬化反応が可能であると共に、硬化後の接着強度、柔軟性に優れた接着剤組成を見いだすことに成功している。本系における反応機構を明確にし、硬化条件との関係を把握することで、さらなる性能向上させた接着剤の開発に結びつける検討を進めているが、これまでの成果に基づいた出願特許への対応が必要となり、本年度はこれについての技術相談が主となり、技術検討に踏み込むまでには至らなかった。

 

 

2.実験(Experimental)

 

 

 

 

 

3.結果と考察(Results and Discussion

 

 

 

 

 

 

 

4.その他・特記事項(Others

本課題の遂行にあたり、名古屋大学坂口特任教授の協力を得た。

 

 

5.論文・学会発表(Publication/Presentation

なし

 

 

6.関連特許(Patent)

(1) 関連特許出願済み

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