利用報告書
課題番号 :S-19-NM-0005
利用形態 :機器利用
利用課題名(日本語) シスチン基を局在的に高濃度に含有するポリペプチドを添加したエラストマーの補強に関する研究
Program Title (English) Investigation on reinforcement of elastomers added the polypeptide containing highly localized cystine group
利用者名(日本語) :中出伸一
Username (English) :S.NAKADE
所属名(日本語) :有限会社G&A
Affiliation (English) : G&A Co., Ltd.
1.概要(Summary)
先年までの研究で、シスチン基を局在的に高濃度に含有するケラチンから出来ている獣毛などの加水分解で得られる分子量1万程度のポリペプチドを天然ゴムや合成ゴムに添加する事で加硫剤、加硫促進剤、老坊、硫黄や酸化亜鉛を使うことなしに且つ80℃以上の高温に加熱することなしに、弾性率は低いものの実用化可能なレベルの特性を持つゴム組成物の開発に成功している。今回の研究では各種無機系及び有機系フィラーとのコンビネーションで弾性率の向上を図るとともに最適なポリペプチド成分を探索する目的として、ポリペプチドと強い結合効果の期待できるシリカ系補強材の添加効果を調べることを目標として、物性評価を効率的に行う手段としての当プラットフォームに強度物性測定器を活用することで当年度の研究を開始したが、正確な評価データが得られずに終了した。
2.実験(Experimental)
【利用した主な装置】
強度物性測定装置
【実験方法】
ラテックス系該材料系で構造の異なるシリカ系補強材を加えて作成した厚さ約1mmの資料を用いて圧縮度の測定を強度物性測定器で実施した。
3.結果と考察(Results and Discussion)
強度物性測定器により用いた微細シリカの構造差による硬度変化を求めようとしたが、当該材料の硬度が低く試料厚みの影響が予期以上に大であったため、解析に値するデータを得ることが出来なかった。
ラテックス材料系では今回の実験で作成した試料で添加した以上の補強材の添加は困難なので、評価方法を切り替える必要がある。
4.その他・特記事項(Others)
NIMS李潔氏に装置使用時に支援を受けた。
5.論文・学会発表(Publication/Presentation)
なし
6.関連特許(Patent)
(1) 中出伸一 P6373789







