利用報告書

哺乳動物の体液中に含まれる細胞外小胞の粒径測定
大島健司
名古屋大学大学院生命農学研究科

課題番号                :S-19-NU-0040

利用形態                :機器利用

利用課題名(日本語)    :哺乳動物の体液中に含まれる細胞外小胞の粒径測定

Program Title (English) :

利用者名(日本語)      :大島健司

Username (English)     :Kenzi Oshima

所属名(日本語)        :名古屋大学大学院生命農学研究科

Affiliation (English)  :

 

 

1.概要(Summary )

細胞外小胞は広い生物種で細胞間の物質輸送を担うと考えられている膜性キャリアである。体液中の細胞外小胞の挙動や品質を考える上で、その大きさは重要な要因である。そこで粒径測定装置(ELSZ-2)を使用し、マウス体液から精製した細胞外小胞の粒径を測定する。

 

2.実験(Experimental)

マウス体液から精製した細胞外小胞をPBSに懸濁したものを試料として使用した。試料50 µLを微量サンプル測定用石英セルに入れ、大塚電子製ELSZ-2を使用して膜性微粒子の粒径を測定した。

 

3.結果と考察(Results and Discussion)

今年度はサンプル測定の条件検討を行ったのみである。下図のように50 µLまでの微量サンプルで1 µm以下の粒径を問題なく測定できることが明らかとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4.その他・特記事項(Others)

なし。

 

 

 

5.論文・学会発表(Publication/Presentation)

なし。

 

 

 

6.関連特許(Patent)

なし。

©2024 Molecule and Material Synthesis Platform All rights reserved.