利用報告書

導電性加工におけるテトロンおよびレーヨンの導電性差異の原因究明
鳥木晃
日本蚕毛染色株式会

課題番号 :S-17-NM-0061
利用形態 :技術補助
利用課題名(日本語) :導電性加工におけるテトロンおよびレーヨンの導電性差異の原因究明
Program Title (English) : Finding abnormal of flat woven cloth on conductivity between Rayon and polyester fibers
利用者名(日本語) :鳥木晃
Username (English) :Akira Tori
所属名(日本語) :日本蚕毛染色株式会
Affiliation (English) :Nihon Sanmo Dyeing Co.,Ltd.

1.概要(Summary)

繊維表面に硫化銅を析出被覆する導電繊維の製法において導電性に大きな差異が替え以降として認められた。繊維業界指定の耐摩耗試験様摩擦布であるレーヨンと
TETRO、アクリルなどの合成繊維との間の差異は2000倍の電子顕微鏡画像と銅原子の分布を比較。レーヨン試験布は繊維が細かく細分化されていることが認められた。表面が大きいため吸着量が不足したか,剥離などの繊維表面の連続性により惹き起こされた導通不良である可能性が示唆された。

2.実験(Experimental)
【利用した主な装置】
 卓上電子顕微鏡 日立ハイテクノロジーズ TM-3000、EDX QUANTAX 70 (Bruker)つき。

【実験方法】
提供された織布をカットして蒸着処理後
低圧で画像解析。
18x, 250x, 2000x で観察後、250x観察でEDX分析(元素は自動検出)。
250x観察でCu、Sが検出できたものは2000xでもEDX分析

3.結果と考察 (Results and Discussion)

卓上SEMでの観察像とEDXでの解析の結果を示す。

レーヨンR36 低真空SEM像(250x)

レーヨンR36 250x EDX測定

CuとSが繊維表面に付着していることが見て取れた。

4.その他・特記事項(Others)

森田浩美氏、箕輪貴司氏にトラブル相談に対応してもらい技術相談も実施した、
画像確認をメールにて往復。2回測定した。
5.論文・学会発表(Publication/Presentation)
現状ではない

6.関連特許(Patent)
(1) A. 特許出願未定
未発表既存の方法と比較して優位性がある場合
出願予定。

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