利用報告書
課題番号 :S-16-NM-0003
利用形態 :技術補助
利用課題名(日本語) :画像処理用の光学顕微鏡サンプル撮影
Program Title (English) :
利用者名(日本語) :西形 淳
Username (English) :J. Nishigata
所属名(日本語) :キャスレーコンサルティング株式会社
Affiliation (English) :Casley Consulting, Inc.
1.概要(Summary)
画像は標本化方向・量子化方向のエラーを持っている。これらの値に応じて、画像処理の出力の確からしさは大きく変わる。
2.実験(Experimental)
【利用した主な装置】
ナノサーチ顕微鏡
【実験方法】
適当なサンプルを顕微鏡で観察して、デジタル画像データを外部ストレージへ保存する。
・画像の点像分布関数サイズを推定する。
・画像に微分フィルタを作用させてノイズ量を見る。
上記2つのデータを元に弊社画像処理への親和性を確認する。
3.結果と考察 (Results and Discussion)
数学的アプローチにより回折限界を突破した超解像ソフトウェアを開発した。光学顕微鏡でも空間分解能、時間分解能とも世界でも類を見ない高精度のものと自負する技術である。光学顕微鏡、セキュリティカメラ、望遠鏡などでの実証がすでに終わっているが、この度は、その他のいろいろな顕微鏡にも適用可能であることを実証するために、顕微鏡での撮影、PC上のソフトウェアでの画像解析を試みた。
しかしながらデータの取得不足により弊社画像処理との親和性は決定困難であった。
4.その他・特記事項(Others)
技術支援者:竹村太郎様
事前相談、当日の機器取り扱い説明、データ取得の補助を受けた。
5.論文・学会発表(Publication/Presentation)
なし
6.関連特許(Patent)
なし







