利用報告書

石炭灰の固体NMRによる解析
田畑 昌祥 1)
1) 公立千歳科学技術大学(客員教授)

課題番号                :S-19-CT-0132

利用形態                :技術代行

利用課題名(日本語)    :石炭灰の固体NMRによる解析

Program Title (English) :Light and water permeable brick produced by sintering of fly ass

利用者名(日本語)      : 田畑 昌祥 1)

Username (English)     :M. Tabata1)

所属名(日本語)        :1) 公立千歳科学技術大学(客員教授)

Affiliation(English)    : Chitose Institute of Science & Technology

 

 

1.概要(Summary )

現在、火力発電所から排出される大量の石炭灰は、セメント資材や土木資材と使用されているが、原発が止まったため、さらにその排出量が増大し、大きな社会問題と成っている。此の問題の解決のため、別途の利用開発が本研究の目的である。

 

2.実験(Experimental)

石炭灰の粉に微量の無機の添加物を添加し、所定温度、時間で焼成すると、硬い焼結体が生成するので、実体顕微鏡装置を使い、その焼成前後のカラー写真を撮影し、その焼結の有効性を調べた。また、その灰中のシリカのケイ素核のNMR測定(公立千歳科学技術大学登録装置 Bruker社 AVANCE NEO 400,2019年度末にECP400を更新)も試みた

 

3.結果と考察(Results and Discussion)

石炭灰に微量の無機酸化物を添加した水溶液を作り、室温で乾燥させた。この粉体混合物を1時間電気炉で焼成した場合、十分に硬い焼結体が生成することを見出した。この場合、温度は1000℃より1200℃に近い方が固く焼結できることが判った。今年は、石炭灰中のケイ素核のNMRスペトルが問題なく測定できることが判った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4.その他・特記事項(Others)

本実験において、多大な技術的支援と有効なアドバイスを出して頂いた本学のカートハウス オラフ 教授に此処に謹んで熱く御礼申し上げます。シリカのケイ素核のNMR測定に協力いただいたブルカー社に感謝します。

 

5.論文・学会発表(Publication/Presentation)

なし。

 

 

6.関連特許(Patent)

なし。

 

©2026 Molecule and Material Synthesis Platform All rights reserved.