利用報告書
課題番号 :S-16-MS-3005
利用形態 :機器利用
利用課題名(日本語) :硬度を変化させた細胞培養用PDMSチャンバーの作製
Program Title (English) :
利用者名(日本語) :冨田 拓郎1)
Username (English) :Takuro Numaga-Tomita1)
所属名(日本語) :1) 自然科学研究機構・岡崎統合バイオサイエンスセンター(生理研)
Affiliation (English) :1) Okazaki Institutes for integrative bioscience, NINS
1.概要(Summary )
通常細胞は硬いプラスティックディッシュ上にて培養するが、生体においてプラスティックのように硬い環境は存在しない。生体における細胞の振る舞いを模倣するためには、プラスティックのような硬い素材ではなく、生体に近い硬度のチャンバー内で培養する必要がある。シリコンラバーPDMSは硬化剤との配合割合を変更することで、均質な硬度で培養基質を作製できる。しかしながら、硬化したPDMSは疎水性のため、培養に適さない。そこでプラズマ照射により親水化する必要がある。
2.実験(Experimental)
PDMSと硬化剤の割合を75:1, 50:1, 25:1で混合し、35mmのペトリディッシュ上の底面にそそぐ。オーブンで熱をかけ、硬化させたディッシュをプラズマ照射により親水化する。
3.結果と考察(Results and Discussion)
本年度は、申請時に予定していた実験計画がそのほかの研究の進捗状況ににより遂行不可能であった。
4.その他・特記事項(Others)
5.論文・学会発表(Publication/Presentation)
6.関連特許(Patent)







