利用報告書
課題番号 :S-16-NM-0116
利用形態 :技術代行
利用課題名(日本語) :膵嚢胞性腫瘍検体を用いた網羅的プロテオーム解析
Program Title (English) :Proteomics of tissue of pancreatic cystic tumor.
利用者名(日本語) :堤康一郎
Username (English) :Koichiro Tsutsumi
所属名(日本語) :岡山大学病院消化器内科
Affiliation (English) :Department of Gastroenterology, Okayama University Hospital
1.概要(Summary)
膵腫瘍の切除標本を用いて、ショトガンプロテオーム解析、およびターゲットプロテオーム解析を行い、悪性のマーカーとなりうるタンパク質の同定を試みること。
2.実験(Experimental)
【利用した主な装置】
LC-MS/MS(Q-Exactive)
【実験方法】
サンプル0.2µLをLC-MS装置に注入、グラジエント溶離条件として、水/アセトニトリルの組成を95/5から20分かけて55/45まで変化させる方法を用いて分析した。得られたデータをタンパク質解析ソフトウェア(Proteome Discoverer2.0)を用いて、MASCOT(データベースにはSwiss Protを使用)によるタンパク質同定を実施した。
3.結果と考察 (Results and Discussion)
Fig. 1
MASCOT解析による同定タンパク質総数:1765種類
MASCOT Score > 0であったタンパク質数:864種類
上記の結果から、膵嚢胞性腫瘍の悪性マーカーを検討するのに必要なタンパク質同定数が得られることが分かり、当施設LC-MS装置を用いての解析が行える可能性が示された。
4.その他・特記事項(Others)
競争的資金:H28年度科学研究費若手研究B、
H28年度日本膵臓病研究財団膵臓病研究奨励賞
共同研究者: 松下浩志(岡山大学病院)、服部晋也、竹村太郎、箕輪貴司(NIMS)
技術支援者: 服部晋也、竹村太郎、箕輪貴司(NIMS)
5.論文・学会発表(Publication/Presentation)
なし
6.関連特許(Patent)
なし







