利用報告書

SFN蛋白とSKP1蛋白の結合部位同定
柴 綾
筑波大学医学医療系診断病理学

課題番号 :S-17-NM-0013
利用形態 :技術相談
利用課題名(日本語) :SFN蛋白とSKP1蛋白の結合部位同定
Program Title (English) :
利用者名(日本語) :柴 綾
Username (English) :
所属名(日本語) :筑波大学医学医療系診断病理学
Affiliation (English) :

1.概要(Summary)
 SFN蛋白は種々のリガンドとの結合が知られているが、SKP1蛋白との結合部位は同定されていない。これまでに申請者はin silicoシミュレーションにより、SKP1蛋白上のSFN結合部位を予測してきた。そこで、Biacore法を用いて合成した予測SFN結合部位ペプチドとSFNリコンビナント蛋白との結合を解析し、2分子の結合部位を決定したい。SFNとSKP1は、SKP1蛋白上のあるリン酸化アミノ酸残基をインターフェイスとして結合することが、シミュレーションより予測された。この結果をもとに、その残基周囲の10アミノ酸(リン酸化ペプチド、非リン酸化ペプチドの2種)を合成し、アナライトとして用いる。リガンドにはリコンビナントSFN蛋白を用いて、ペプチドとの結合をbiacore上で確認したい。
 SFNとSKP1との結合は肺腺癌の初期悪性化を引き起こすトリガーとなっている可能性があり、この結合を阻害することにより制癌効果を得られる可能性が高い。この2分子の結合部位が同定されれば、この部位に拮抗する物質を予測し、初期肺腺癌に対する新薬となりうるか検討する計画である。
2.実験(Experimental)

<技術相談のため概要のみ記載。以下、空欄。>

3.結果と考察 (Results and Discussion)

<技術相談のため概要のみ記載。以下、空欄。>

4.その他・特記事項(Others)
なし

5.論文・学会発表(Publication/Presentation)

6.関連特許(Patent)
なし

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