利用報告書
課題番号 :S-17-JI-0051
利用形態 :技術代行
利用課題名(日本語) :ラット脳イメージングにおける前処理法の検討
Program Title (English) :Consideration of pretreatment method for rat brain imaging.
利用者名(日本語) :伊藤利将
Username (English) :T.Ito
所属名(日本語) :積水メディカル株式会社
Affiliation (English) :Sekisui Medical Co., Ltd.
1.概要(Summary )
イメージングMSの測定において, On Tissue誘導体化は, イオン化効率が低い分子などに対し, 検出感度を向上させて測定できる有効な手法として知られている。組織切片の誘導体化反応は, 組織切片に誘導体化試薬を塗布する工程が必要であり, 正しい分布を反映するには塗布の均一性が重要となる。本研究では, 均一塗布のプロトコルを作成するため, スプレーノズルの動作パターンを複数作成した。また,測定対象物は, 前処理にマトリックスを必要としないジフェンヒドラミンを使用した。
2.実験(Experimental)
1 mg/mLのジフェンヒドラミン溶液を調製し,スプレー装置を用いて ITOコートグラスに塗布し, 測定サンプルとした。質量分析装置はMALDI-FT-ICR MS (Solarix, Bruker Daltonics Inc.) を用いた。
3.結果と考察(Results and Discussion)
ジフェンヒドラミン溶液の塗布範囲にROIを20領域設定し, 各ROIにおけるジフェンヒドラミンの平均イオン化強度から, CV値を算出した。用意した3つの動作パターンのうち, 最も低いCV値は8.5%であった。
表1 スプレー動作パターン別CV値
4.その他・特記事項(Others)
今回の技術代行支援にご協力を頂いた宮里朗夫博士に深く感謝致します。
5.論文・学会発表(Publication/Presentation)
なし
6.関連特許(Patent)
なし







