課題番号 ：S-20-OS-0012
利用形態 ：機器利用・技術補助
利用課題名（日本語） ：再生医療の素材評価に関する研究　
Program Title (English) ：Evaluation of materials related to regenerative medicine
利用者名（日本語） ：龍見宗樹,　野上明日香,　竜瑞之
Username (English) ：Motoki Tatsumi, Asuka Nogami, Mizuyuki Ryu
所属名（日本語） ：サラヤ株式会社
Affiliation (English) ：Saraya Co., Ltd

１．概要（Summary ）
再生医療細胞の足場材料であるコラーゲンの調査

２．実験（Experimental）
【利用した主な装置】
S14 走査型電子顕微鏡(SU9000)
S15 走査型プローブ顕微鏡(AFM5000/AFM5300E)
【実験方法】
①カバーガラスにコラーゲンをコーティングし、走査型プローブ顕微鏡(AFM5000/AFM5300E)のサイクリックコンタクトモードで線維状態を観察した。
②コラーゲンスポンジを金属で蒸着し、走査型電子顕微鏡(SU9000)で繊維状態を観察した。

３．結果と考察（Results and Discussion）
抽出コラーゲンの処理方法の違いによる観察を行った。違いによる影響は見られず、特徴を有する状態を保持していた。
　抽出コラーゲンを用いた成型試作品について状態を観察した。成型状態により構造が異なることを確認した。
　特徴を見出すには成形製法の再検討が必要であることおよび成型品を用いた評価を継続することが必要であると示唆された。

４．その他・特記事項（Others）
装置使用方法に関してご説明とご指導いただきました分子・物質合成プラットフォームの北島彰様、和辻祐規子様に感謝いたします。

５．論文・学会発表（Publication/Presentation）
なし。

６．関連特許（Patent）
なし。