課題番号                ：S-20-NM-0041

利用形態                ：機器利用

利用課題名（日本語）    ：微小重力環境を活用した立体臓器創出技術の開発

Program Title (English) ：Development of Advanced 3D Organ Culture System Utilizing the Microgravity Environment

利用者名（日本語）      ：谷口英樹¹⁾, 田所友美 ¹⁾, 梅村さや香²⁾

Username (English)     ：Hideki Taniguchi¹⁾, Tomomi Tadokoro¹⁾, Sayaka Umemura²⁾

所属名（日本語）        ：1)横浜市立大学　医学部, 2) 宇宙航空研究開発機構

Affiliation (English)  ：1) Yokohama City University, 2) Japan Aerospace Exploration Agency

１．概要（Summary ）

地上において、ヒト由来のiPS細胞から分化させた肝前駆細胞、血管内皮細胞、間葉系幹細胞から作製した肝臓の原基となる肝芽を作製し、血管様構造体と共に封じ込めた培養容器を「きぼう」に打ち上げました。「きぼう」内に設置されたインキュベータ内で肝芽を所定の期間培養を行ったのち、地上に回収し、その成長の違いなどを地上で培養した対照群と比較し、臓器原基成長における重力の影響について解析を行います。

２．実験（Experimental）

宇宙実験で使用する試料の状態を確認するためにNIMS分子・物質合成プラットフォームが保有する細胞分離分析システムを利用してFACS解析を行った。

３．結果と考察（Results and Discussion）

装置を用いて試料のFACS解析が問題なく行えることを確認した。

宇宙実験に供する試料の確認は、別のFACS装置を使って行った。

４．その他・特記事項（Others）

本実験の関係者

JAXA　東端晃、山崎誠和

横浜市立大学　小林達哉

AES　橋爪藤子、梅原真澄

NIMS李香蘭氏、高橋みどり氏に装置利用について支援を受けた。

５．論文・学会発表（Publication/Presentation）

なし

６．関連特許（Patent）

なし。