利用報告書
課題番号 :S-16-SH-0010
利用形態 :共同研究型
利用課題名(日本語) :樹脂材料等との複合材料
Program Title (English) :Development of Composite Materials with Resin
利用者名(日本語) :村上 勝代
Username (English) :Katsuyo Murakami
所属名(日本語) :村上産業株式会社
Affiliation (English) :Murakami Sangyo Co.,Ltd.
1.概要(Summary )
大量に入手できる植物素材の有効活用を検討している。昨年度は簡便かつ特徴ある弊社独自の炭化法(仮称:村上炭化法)を検討し、炭化後の内部構造を継承する炭化法に一定の成果を得た、今年度は弊社独自の炭化法による炭化物の応用を検討した。
① 植物及び植物の葉の村上炭化法による炭化物の吸着特性
② 植物及び植物の葉の村上炭化法による炭化物のシート状成型
③ 植物及び植物の葉の村上炭化法による炭化物の木材への含浸
④ 村上炭化法による炭化物の賦活化
⑤ 村上炭化法による炭化物の賦活化後の表面積確認
2.実験(Experimental)
①アルカリ金属吸着特性比較
村上炭化法による炭化物およびそれを更に850℃での賦活物。
350℃不活性雰囲気での炭化物(信州大学にて処理)それぞれの吸着能力を測定した。
②植物及び植物の葉の村上炭化法による炭化物を天然樹脂で接着、シート化して硫化水素吸着能を測定した。
③木材に村上炭化法による炭化物を含浸したうえで炭素としての機能と強度の両面性が出せないか検討した。
④水蒸気賦活とアルカリ賦活
3.結果と考察(Results and Discussion)
①村上炭化法による炭化植物のアルカリ金属吸着能は以下の通り(シート状)
ブランク 試料-1 試料-2
30分 100 80 60
2時間 100 60 25
4時間 100 48 10
7時間 100 36 2
村上式炭化植物 :良
350℃賦活雰囲気下 :不良
(知財が絡む可能性があるので詳細は秘匿)
① -2ベンゼン吸着能は以下の通り
ブランク 植物炭化物
植物A 植物B 植物C
0.5時間 100 44 40 40
1時間 90 20 18 15
2時間 90 5 5 5
4時間 90 <0.05 <0.05 <0.05
村上炭化法植物A 良
村上式炭化植物B 良
※A,B共に4時間後、全て吸着
村上炭化法により表面に特殊な官能基が多量に形成されている可能性がある。
②シート状に成型したサンプルにおいても硫化水素の吸着能は維持されていた。
③ 植物を村上炭化法による炭化物にし、粉砕し木材に含浸した。
⑤水蒸気賦活後、比表面積1042㎡/g
アルカリ賦活については確認中。
4.その他・特記事項(Others)
サンプル処理および測定に関して森本信吾研究員の支援を受けました。
5.論文・学会発表(Publication/Presentation)
なし
6.関連特許(Patent)
炭化物の製造方法 他1件







