利用報告書
課題番号 :S-19-NM-0035
利用形態 :機器利用
利用課題名(日本語) :水に分散したマイクロカプセルスラリーの粉末化
Program Title (English) : Spray drying of microcapsule slurry dispersed in water
利用者名(日本語) :中村 元太
Username (English) :Genta Nakamuea
所属名(日本語) :ユシロ化学工業株式会社
Affiliation (English) :1) YUSHIRO CHEMICAL INDUSTRY Co., Ltd.
1.概要(Summary)
マイクロカプセルは,カプセル膜の物性により徐放性や,耐熱性,物理強度が異なることが知られている。
そこで,カプセル膜の強度とスプレードライの収率の関係を調べる。
2.実験(Experimental)
【利用した主な装置】
・ スプレードライヤー装置
メーカー名:BUCHI
型式:B-290
【実験方法】
1) マイクロカプセルスラリーを純水で4%濃度に希釈する。
2) 希釈したマイクロカプセルスラリーを200 mL容器に入れ,マグネットスターラーで攪拌し均一に分散させる。
3) 2)の溶液をスプレードライヤー装置でスプレードライし,粉末を得る。
3.結果と考察(Results and Discussion)
マイクロカプセルのスラリーをスプレードライした結果,マイクロカプセルの粉末を得ることができた。カプセル膜の強度とスプレードライの収率の間に関係が認められた。具体的には,得られた粉末の収率が高いほどマイクロカプセル被膜が強く,破壊され難いことが判明した。一方,収率が低いマイクロカプセルは,マイクロカプセル被膜強度が弱いことが判明した。この理由は,マイクロカプセル被膜が弱いと,サイクロン部で破壊されることで,捕集部に到達するマイクロカプセル量が少なくなるためと推察される。
4.その他・特記事項(Others)
本件に先立ち,NIMS分子・物質合成Jie LI様よりオペレーションの指導を実施して頂いた。
5.論文・学会発表(Publication/Presentation)
なし
6.関連特許(Patent)
なし
Fig. 1 Powder of microcapsule







