利用報告書

海洋環境に適応した魚類コラーゲン分子の形状・力学的特性の解析
足立亨介、秋田もなみ
高知大学農林海洋科学部

課題番号                :S-17-OS-0047

利用形態                :機器利用

利用課題名(日本語)    :海洋環境に適応した魚類コラーゲン分子の形状・力学的特性の解析

Program Title (English) :Study for the structure and properties of fish collagen molecules adapting to the environments

利用者名(日本語)      :足立亨介、秋田もなみ

Username (English)    :Kohsuke Adachi, Monami Akita

所属名(日本語)        :高知大学農林海洋科学部

Affiliation (English)  :Kochi University

 

 

1.概要(Summary )

魚類のコラーゲンはその生息環境により構造を変え、その特性を変化させている。本研究ではAFMを用いたその形状と特性を理解することが目的である。

 

2.実験(Experimental)

【利用した主な装置】

S15 走査型プローブ顕微鏡

 

【実験方法】

魚類の皮や筋肉から直接調製したコラーゲン原繊維の像をAFM(走査型プローブ顕微鏡AFM5000 /AFM5300(日立ハイテクサイエンス社))で入手し、カンチレバーによる押し込み試験によって得たフォースカーブからその特性を解析することを試みた。魚類の皮を中心に既報の手法を用いて原繊維を様々な条件で調製し、ガラススライドに塗布したうえで試験を行った。ガラススライド塗布後の条件も様々なものを試行した。押し込み試験においてはカンチレバーのバネ定数を変え、魚類の同原繊維に最適なものを模索した。上記対照として哺乳類であるラットのものを試料とした試験も行った。

 

3.結果と考察(Results and Discussion)

 本年度の結果においては既報であるラットにおいては明瞭な像が得られるものの(Fig.)、魚類においては同様の結果は得られていない。今後は、原繊維自体の調製法を中心に実験条件を見直す必要がある。

 

 

 

Fig.  A SPM image of rat tail fibril with atomic force microscope

 

4.その他・特記事項(Others)

装置使用方法に関してご説明頂きました大阪大学分子・物質合成PFの支援員の方に感謝致します。

 

5.論文・学会発表(Publication/Presentation)

なし

 

6.関連特許(Patent)

なし

 

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