利用報告書
課題番号 :S-20-NU-0020
利用形態 :技術代行
利用課題名(日本語) :CHN元素分析測定
Program Title (English) :
利用者名(日本語) :杉江信二
Username (English) :S.Sugie
所属名(日本語) :株式会社イノアックコーポレーション
Affiliation (English) :INOAC, Co., Ltd.
1.概要(Summary )
産廃処理法として【炭素化】を検討。
生成炭化物中のC/H/N元素含有量を測定。
成分調査を行うことで 生成物素性の明確化
を目的とした。
2.実験(Experimental)
試料は、
・硬質ウレタン
・塗料ミスト
・自動車部品端材・・・・で
炭化条件は、
・触媒反応温度
・(触媒除去)500℃
・(触媒除去)1000℃ ・・・・処理品を
用いた。
測定は、
全自動元素分析装置(Perkin Elmer
社製 2400II CGNS/O)をもって
炭素・水素・窒素含有量を評価した。
3.結果と考察(Results and Discussion)
以下に 硬質PUの結果を添付する。
混合物の無い(硬質PU)に於いては、
炭化処理温度と炭素元素量は比例したが、
その他の試料に於いては、混合物物性特性
の為か必ずしも同様でないことが明確と
なった。
参考まで 硬質ウレタン測定結果のみ 添付
4.その他・特記事項(Others)
名古屋大学 大学院工学研究科 生命分子工学専攻
分子・物質合成プラットフォーム 坂口先生、林育生氏
には 測定のみでなく その後の開発検討事項等
多くのアドバイスを頂きました。
5.論文・学会発表(Publication/Presentation)
なし
6.関連特許(Patent)
なし